強風・・・乗り納め・・・マスト登り
2010年12月26日(日) はれ
強力な冬型気圧配置の中、前日25日は都心でも強風が吹き荒れていたものの、26日は若干風が落ちるとの予報もあり、10時前にYBMに到着。
ハーバー内の実況風速は南西7~8m程度。シングルでもなんとかなる範囲と判断。11時少し前に出航準備完了。
そこへ、お向かいのカグーが帰港。様子を伺うと港外はどん吹き、余裕で10mを超えるとのお話。YBMは陸の影響で南西風はブランケットになり、港内は風が落ちる模様。
相当ひるんだものの乗り納めでもあるし、頑張ってみようと出航。バースを出し、桟橋の間をゆるゆると走っている間にもブローで船が風下に大きく振られる。なんとか立て直し、港外に出ると一面うさぎが飛んでいる。風速計で12mは超えている。
幸い南西風なので波はさほど高くはないが、波頭がくだけスプレーとなってドジャーを超えて吹きつけてくる。こんな状況でも回りは5隻ほど釣り船が出ている。
ベアポールの状態でも10度くらいヒールしてしまう。風速はさらに上がり、ブローで15mを余裕で超えるほど。メインセールを揚げる前に2ポイントリーフまでリーフラインを引き込んでおく。
何とかクリアーな海面に出て、メインを揚げるべく、船を風上に立てようとするがブローが入る度にすぐ風位を超えてしまう。エンジンを2,000回転まで上げ、無理やり風位に向けオートパイロットを設定するが、風と波に叩かれて針路を維持できない。
先行していた25ft程度のヨットは3人乗り、なんとかメインを揚げてすでに帆走しているのを見て、しみじみ吹くとシングルではセールを揚げるのも難しいとへこむ。この船のメインはフルバテンで、レイジージャックを装備しており、きっちり風位に立てておかないと、バテンの端がレイジージャックのラインに引っ掛かり、メインが上がらない。
何度かトライしたものの、南西風で今後も風速が上がってくるだろうと判断。断念し、帰港決定。
港内に戻り、バースに向かう道すがら、出港する際のブローと風向を思い出し、厳しい着艇を予想し、暗澹たる気分に・・・(南西風の場合、バースから離される)。
バースに近づくとカグーの皆さんがもやいを持って待ってくれているのが見え、一安心。やはりご近所さんはありがたい。無事着艇し、もやいを固めているとY氏が「すぐに戻ってくるだろうなと思ってたんです」とのこと。 慧眼に恐れ入りつつ、感謝。
3,4丁目の桟橋交換作業が1月から始まるので、カグーの一時移動先を伺うと2丁目とのこと、当方は1丁目なので若干離れる。年末あいさつをし、来春また戻ってくるまでのお別れをする。
1丁目までの移動もしてしまうつもりであったが、この強風でシングルは不安なので(移動先の仮住まいにはお隣に船がある)、あっさりハーバーに移動をお願いし、帰宅することに。
帰りがけビジターバースでマストを登っている船あり。写真のマストはまっすぐだが、強風でヒールし、そのたびにマストが大きく傾いている。見るからに恐ろしい。これまでマストは2回ほど登ったが相当面倒だし、怖い。何もこんな日に登らなくてもと思うものの、事情があるのだろうなと忖度した次第。
