昨日のデートで私からMちゃんヘ誕生日プレゼントを渡せたし、2回のセックスも果たした。
これが最後と決めていたが、心揺らいでいる。
たかがバレンタインチョコだがその内容が、既製品だけではなくて私の好物を混ぜてあるものだったからだ。
500円くらいの既製品に私の好物のブラックサンダーが混ぜてある。
包みは何かの品物を利用したものだ。
いかにもMちゃんらしいプレゼント。
貰った時に、ただの既製品では無いような気がしていた。
その勘が当たった。
たかがそれだけの事だが、10ヶ月間のデートで、少しづつお互いを知り始めた。
彼女も吟醸酒には感動していた。
私も彼女らしさの詰まったチョコに心揺らされている。
そして今回のデートで最後と思っていたので、いろんな事を聞いて見た。
私は彼女のお父さんより年上であること。
これは彼女のインスタグラムで、彼女のおじいちゃんが77歳の誕生日を迎えた事から推測した。
最初彼女は77歳になったのは父親だと嘘をつこうとしていた。だから私より父親の方が年上だと言っていた。
でも、白状した。
ずっと自分自身父親より年上の人に抱かれていたのだった。
ソープ嬢の仕事に就いた以上お客の選り好みはできない。
それは分かるが彼女にとっては苦痛だったのではないか。
でも仕事がらそれは仕方のない事だ。
彼女がいつまでたってもアルバイト感覚でいたのには、そういう事情があったのだな、と思うと何かやりきれない感情が残ってしまった。