三鷹にあったラーメン屋「江ぐち」にまつわるエッセイ。
江ぐちというラーメン屋についてひたすら描写しているだけの本なのだがこれがなかなか面白い。
作者の久住昌之は、現在大大ヒット中のドラマ「孤高のグルメ」の原作者。
江ぐちが好きすぎて本を出しちゃったのですが、常連だったとはいえ店の様子やら職人さんの個性やらを実に細かく見ている。その人間観察力や洞察力は凄いなと。物語の舞台は1985年頃ですが読んでると完全にその江ぐちワールドに引き込まれます。
その後、「江ぐち」としては2010年に閉店しましたが、その味を引き継ぐ形で「中華そば みたか」がオープンした際、久住さんは泣くほど喜んだそうです、「これで死ぬまで食べられる」と。
すごいですよね。これだけ人を惹き付けるラーメン屋さんはなかなかないです。この本にはその溢れんばかりの愛がつまっています。
中華そば 江ぐち
中華そば みたか
