2か月ほど前に会社を辞めた。

何度も辞めようと思いながら3年ほど我慢してきたが、
女性上司によるパワハラまがいの態度がエスカレートしてきたため、
俺の人生と能力をこの女に捧げることがバカらしくなってきて辞める決断をした。
まあ、俺の場合直接雇用ではなく、別の会社から派遣みたいな形態(請負)で送り込まれていたので、
最初から見下されていたのはすぐに分かっていた。

この女性上司は契約社員の身なので、社内では正社員の顔色をうかがいながら気を使って仕事をしているのが分かる。
そこで、我々請負に接するときは、そのうっぷんを晴らすかのように険悪な態度と表情で理不尽なことをぶつけてくる。

こんな女のために俺が損するのは負けとも言えるが、確かに負けたのだろう。

今は、今までなかなかできなかった株の勉強をしている。
いろいろな本やネット上の記事を読んでいる。
セミナーにも参加している。
どちにしても、派遣みたいな低賃金の仕事を続けても、老後の資金は貯まらない。
であれば、早めに定年を迎えたのだと割り切って、株でなんとかしてみたい。
もちろん、株でダメなら、もう1回くらいアルバイトを考えようとは思っている。

そんな決意をした途端、中国ショックで株価は大暴落。
かなりやられた。
毎日のように涙を流し、うつ病になった。

もし資金が無くなったら、自殺も選択肢に入れている。
遅かれ早かれ人間は死ぬのだ。
ただし、電車に飛び込むような、損害賠償が家族に請求されるようなアホな死に方はしないつもりだ。
登山をし、山奥の崖から飛び降りるつもりだ。
できれば、死体が永遠に見つからないのが望ましい。

それにしても、俺が株を本格的に始めると市場が暴落する。
初めて株に手を出した途端、2000年のITバブル崩壊が起きて損した。
次にのめり込んだ頃、ライブドアショック、別名マネックス・ショックが起きて損した。
リーマン・ショックのときは偶然ノーポジションだったので被害はなかったが、その頃は仕事が忙しく、絶好の仕込み時だったにもかかわらず、何もしなかった。
次に大きく買い込んでいたときに、東日本大震災が起きた。ロスカットしないで含み損のまま6か月我慢し、なんとか元の水準に戻った。
その後はまた仕事が忙しくなり、アベノミクスのときはほとんど何もできなかった。
そして今回は中国ショックである。
株ではタイミングが最悪としかいいようがなく、神が俺に株をやめさせようとしているのではないかと考えたくなる。

いずれにしても、しばらくは、生きるか死ぬかという危ない橋を渡っていくことになる。
ずいぶん更新していなかったが、
引越しという一大イベントがあったためだ。
望んで引越ししたわけではなく、
実家から追い出されたので、
引越しを決めてから賃貸マンションを見つけるまでは精神的にきつかった。
でも、今は落ち着いている。
新しい住まいは会社にも近く、
駅や大型スーパーやホームセンターに近くて利便性がいいので、気に入っている。
FOM出版からExcel2013のMOSエキスパートpart1の対策テキスト問題集が出た。
しかもWord2013のエキスパートpart1も同時に出た。

Excel2013とWord2013のスペシャリスト試験に合格したあとで、FOM出版にメールで問い合わせたところ、エキスパートの問題集を準備中との回答を得ていたので、心待ちにしていた。

早速、FOMから通販で入手した。
ざっとめくってみたところ、さすが上級試験だけあって、使ったことのない機能が出ている。
う~ん、自分の仕事では使うことがないだろうな。
でもまあ、しょうがない。

年末年始はExcelに没頭するぞ。
1月末くらいをめどに本番の試験を受けたい。

ちなみにpart1だけ受かってもダメで、次にpart2の試験も受けて合格しなければならないのだ。
part2のテキストはまだ出ていないが、まずはpart1に合格しなければならない。

いずれはWord2013の方にも挑戦したい。

テキストのサイトへのリンクはここ



池上選挙特番で一番感銘を受けたのは、
進次郞議員が池上彰に心を開いている、許しているということ。

2020年代に進次郞議員が総理になったときには、
池上彰が官房長官というのがいいような気がする。

そんなよき時代が来ることを願っている。
株をやっている者としては、株で儲けている有名人の話題には敏感だ。

杉村氏がかつて証券会社で働いていて、
議員を辞めたあとはタレント活動の傍ら、
株の知識を活かして儲けているという情報は伝わっていた。
最近「バカでも資産1億円」という本を出したということで、株の手法などが知りたくて読んでみた。
最初は彼の生い立ちなどの部分は読み飛ばそうと思っていたのだが、読んでみると実に興味深かった。


議員時代の失態などを当時リアルタイムで見ていたので、彼に対するイメージは良くなかった。
サンジャポに出だした頃も「バカが偉そうに何か言っている」という感じでネガティブに見ていた。
しかし、サンジャポの準レギュラーになって、時々いいことを言う場面が増えてきて、見方が少しずつ変わってきた。
「ナニコレ」でも違和感があまりなくなってきて、バラエティ番組のテニス企画で錦織圭と互角にプレイしているのを見たときは完全にイメージが変わった。

彼が議員になるまでの生い立ちは実におもしろい。
一言で言えば、天国から地獄へ、そして地獄から天国へという図式だ。
最初の天国は国体優勝、地獄は一流大学中退からトイレ掃除の仕事をすることになったこと。
2番目の天国は、証券会社へのスカウトと、狭き門を突破して国会議員になったことだ。

国会議員になれたのは、てっきり、比例名簿に載せる人材が不足していて名前を貸したら運良く当選しただけのことだと思っていたが、実際は論文と面接を何度もくぐりぬけて、狭き門を突破していたらしい。
これには驚いた。

議員になって「料亭」「BMW」といった発言がメディアに取り上げられてしまったのは、彼にも責任はあるが、TVマンのワナに引っ掛かった(おもしろいコメントをしなければならない雰囲気にされた)一面もあることが、この本を読んで分かった。

その他にも、証券会社時代の恩師、素晴らしい奥さんの支え、さまざまな有名議員の特徴、会社生活ではい上がっていくための心得などが、プライベートを公開しながら正直に書かれているので好感が持てる。

杉村氏は自分のことをバカと言っているが、実は頭がいいことが分かる。
何でも吸収してしまう特技があるようだ。
ひょっとすると、もっと大物になるような予感がする。

問題の株の話題だが、
やはり彼はギャンブルはしていない。
安全な株と安全な時期を選んでいる。
実に堅実だ。
証券会社で株を学んだだけのことはある。
バフェットの名言なども熟知しているようだ。
私の手法はギャンブル性が強い(そのため失敗が多い)ため、少し考えさせられた。

最後に、この本で見逃せないのは、組織の中で権力者や目上の人と付き合っていくためのコツだ。
俗っぽい言い方をすれば「世渡り術」だが、どれも、なるほどなぁと思わせる。
私だったらプライドが邪魔して真似できないだろうな、と思えることが多く書かれている。
しかし、組織の中ではい上がっていくには絶対必要だろうなと思わされた。

この本は、まだ社会人になったばかりでどう生きていけばいいか迷っている人や、組織の中で殻に閉じこもっていて苦悩している人に読んでほしいと思う。

特にリンクは張らないので興味を持った人はアマゾンなどでチェックしてみては。


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