あれからひと月、『未だ見てないの・・・』という声に推されて<夜の散歩は嫌だな>とおもいつつ寒い中行ってきた。


駅前ロータリーとそれに続く市民広場、そして「市民交流センター」「狭山市駅(emio)」「商業施設スカイテラス」を結ぶ長いペデストリアンデッキが青を基調とした美しいイルミネーションで飾られていた。
デッキを下り市民広場から駅の方を見る。

   八幡神社に建つ津村節子女史『星祭りの町』記念碑
<そうか、この街は「星祭りの町」なんだ、長いペデストリアンデッキが天の川、そして広場やロータリーの灯りは星空なのだ、淡く上品な光は煌めく星々に癒やされる。


江戸時代から受け継がれてきた入間川の星祭り、戦後ジョンソン基地が航空自衛隊入間基地となり、高度成長期には大手企業の工場や物流倉庫そして、それらに勤務する人たちが住む住宅団地が市内各所に建設され、空を見上げても街の灯りで星空を見ることが出来なくなった今も八月初旬には『入間川七夕祭り』として近隣から多くの人がやって来る。

そしてこのイルミネーションは、その七夕祭りの冬バージョンなんだ、冬の一時期、駅前にかって見えたであろう満天の星空を再現しているのだろう、と勝手に想像している。