サッカーW杯クロアチア戦はPK戦で惜しくもベストエイト進出ならず、残念であった。
それにしてもグループステージ、ラウンド16、計4試合、本当に良い闘いだった、
普段、J リーグには興味を示さない私だが、この間の4試合には興奮し、試合終了後その日は寝不足の身体を癒やすのに専念していた。
6日、歯のクリーニングに行く、歯は生きて行く上で最も大事な臓器(?)の一つ、月に一度歯科医院に行っている、若い頃のいい加減な生活で、3本の部分入歯、2本が差し歯となってしまっている、これ以上失っては、と毎日ブラッシングと口腔洗浄器でケアしているが、それでも心配で歯医者通いを続けている。


12月8日、今年最後の満月の日、コールドムーンと呼ぶらしい、昼間、散歩途中で弱い冬の日射しの中に一つだけ咲いている薔薇の花を見つける、

『冬薔薇』<ふゆさうび>と呼び、俳句の季語にもなっていて、普通の薔薇が冬になるまで咲き残った状態を指すのだそうだ、
「どうだ、仲間は皆散ったのに俺はこんなに頑張っているんだ、見直したか・・・」と威張っているように見えた。
他人様の玄関先だが立ち止まり、誇らしげに花びらをひろげる様を見入る。
「お前、そんなに偉そうにしているが、自分の力だけで今があると思っているのかい、考え違いをしなさんなよ・・・」

そう呟きながらその場を後にする。
夜、今年最後の満月、コールドムーン、眠い目をこすりながら空を見上げる、
綺麗な満月である、昼間の薔薇の花を思い浮かべる。
この満月も太陽の光がなければ石塊でしか無い、人間も同じ、周囲の人たちの陰ながらの協力があって生かされているのだ、
バブル崩壊後、<独りよがりの人が多くなっている>と思うのは私だけなのだろうか。