駅に続くペデストリアンデッキに佇み「5年ほどで随分変化したものだ」と思いながら駅に足を向ける。


駅内の≪和幸≫でカキフライとエビフライ、≪権米衛≫おにぎりを2個、≪KALDI≫でピザと杏仁豆腐、≪ヴィドフランス≫でパンを少々購入し東口を出て帰路につく。
来るときは南回りできたが、帰りは北回りの1.7kmを行く、我が家までは緩い上り坂月が続く、20/1,000、蒸気機関車ならスピードが落ちる勾配だ、若い人たちに次々と追い抜かれながらも
のんびりした足取りで歩く。
引っ越してきた頃、この辺りは畑と砂利を敷いた駐車場、それに雑木林だったが、いまは住宅がビッシリだ、いつの間にか戸建てや集合住宅が並んでいる、しい家は眩しい。新しい住宅街を抜けると広い庭のお宅に差し掛かる、古くからお住まいの家なのだろう、庭の隅に植えられた柿の木から高枝鋏を使って実をとっでいた。


すっかり秋なのだがこうして歩いているとジワーッと汗が出てくる、

<少し休もう>と木陰に入り額の汗を拭う。


駅前からここまでの間、ドラックストアとコンビニがあるだけで、カフェもショップはおろか自販機も無い静かな住宅街である、あと500m、富士見通りに出たらコンビニでお茶しよう。