遠出をせず、家に居る日が多い、本を読んだり音楽を聴いている,ワグナーやベートーベンも良いが、ハンク・ウィルアムスなどのカントリーウエスタン、レイモン・ルフェーブルやリチャード・クレイダーマンなどのイージーリスニング、そして歌謡曲も忘れてない、暇がつぶせればジャンルは問わないのだ。

かって琵琶湖西岸を走っていた『江若鉄道』

このジーゼル列車はよく利用した


只、夜寝ながら音楽はリチャード・クレイダーマンに決めている「星空のピアニスト」「星のセレナーデ」「ノスタルジー」・・・・・「秋のささやき」と続くのだが15分も経たないうちに睡ってしまう。
これらの曲を聴いていると何故か過ぎ去った日々が浮かんでくる、特に『ノスタルジー』はかって琵琶湖西岸を走っていた
『江若鉄道』の古いジーゼル列車と奥琵琶湖の美しい湖水風景が浮かんでくる。

奥琵琶湖『木之本・飯浦』付近から


卒業して就職し本社勤務をしていたが1年後に宇治市の工場勤務を命じられた。
親元を離れ修学旅行でしか行っただけ、本の中でしか知識の無い地、不安はあったがそれ以上に『京都』に住む嬉しさの
方が増していた。
宇治市の工場に赴任したが現実はそんなに甘くなく、関東と関西との言葉、習慣の違いに激しいカルチャーショックくを受け
逃げ出したくなったことも幾度か、夜行列車の車中で夜を明かすと言うことを繰り返していた。

               其の二に続く