狹山市に居を移して3年6ヶ月が経過した。

西武鉄道新宿線『狭山市駅』西口広場とスカイテラス

                     UR都市機構のHPより


『遠いな』、『何でそんな所へ』と良く言われた。
東京23区の東部に住む人には≪狹山市≫は馴染み薄く「あぁ狭山茶の・・・」と言う程度で、川越、所沢はともかく、入間・飯能・東松山よりも知名度は低いのではないかと思う。
「お前の所は小川町より奥か」と言われたときはがっかりしたものである。

狭山市駅西口

橋上駅で改札を出ると西武鉄道が運営するemioの駅ビル

西口は北側(写真左)に填補棟、南側には市民交流センター

のビルにテラスが直結している

人口15万弱の地方都市とは思えないほど立派

春には桜が綺麗に咲き誇る

狭山市駅東口

 

ドトール、タリーズはあるがスタバは無い、KALDIはあるが

、成城石井・北野エースは無い、イオンはあるがヨーカドーは無い、西友は狭山市駅西口区画整理の時に撤退している。

だが、この街に住んでみて不自由さは感じない、ユニクロ、ニトリ、青山、青木、家電量販店、ホームセンター等が進出しており、日常生活に必要な物は何でも揃うのだ。

ジジイがゆっくりくつろげる『星乃珈琲』『上島珈琲』『高倉町珈琲』

もあり、歴史ある静かな街で、入間川の流れを長めながらの散歩は隠遁生活をする私には十分すぎる贅沢である。

入間川

 

女房の一周忌を済ますと急に寂しくなってきた、『浅草を出よう、新しい土地で新しい気分に・・・』という気持ちが湧いてきた。

i家探しは難しい、千葉、茨城は地震・台風で圏外、神奈川、東京

西南部は年金生活者の私には無理だ、埼玉県で探そう、と埼玉の物件を探していた。

西武電車といえば黄色い2000系騒音電車

まだまだ主役で頑張っている

 

埼玉に越しても『片足は東京に置きたい』、そして、地震、洪水、崖崩れ等々のリスクが極力少なくしかも東京に近い所として、西武新宿線狭山市駅から徒歩8分弱、武蔵野台地の上に建つマンションを購入し、嫁ぎ先を追い出された娘と一緒に住んでいる。

本川越、所沢へは10分、国分寺へは東村山経由で30分、池袋へは所沢乗り換え急行で35分強、髙田馬場へは急行は50分もかかるが特急なら35分という便利さである。

どちらかというと工業都市なのだが、京浜葉のような重工業地帯では無く、精密機械や食品関係の工場と閑静な住宅団地が多い

住むには本当に良い町である、欲を言うなら『成城石井』『北野エース』があったら、と思う。