いつも読んでるコラムに、ブラックベリー(携帯電話)ユーザーの40%はベッドルームにも、ブラックベリーを持ち込んで真夜中でもメッセージをチェックしている、と書いてありました。
これって日本人のシングルの人にとっては違和感のないものかもしれない。
自宅に電話線を引く感覚の無い都会のシングル層にとっては、ケータイは家の外との連絡をとる唯一の手段。会社からかかってくる電話、友達との連絡、さらにアラームまですべてケータイにお任せなのが今の社会。
ベッドルームにもケータイを持ち込んで枕もとに電源を入れたまま置いて寝る、ていうのはよく考えたらすごく不健康なことなのかも?
そもそもケータイって誰かと連絡を取るときに使うものだったはず。なのに、今では「誰からも着信がない」=さみしい人、という図式が人々の頭になんとなく漂っている。
デート中や、友達との食事のときケータイをテーブルの上に置いてチラチラ着信がないか気にしているのは俺は完全にマナー違反だと思うけど、ひとりで家に居るときはまだしも、寝るときですら着信に気を取られるのは実はすごくばかばかしいことなのかも。
そんなわけで、俺は今夜から寝るときはケータイを切ることにしてみます。
思い出せば、20歳くらいまではずっとそうしていたんだよなぁ・・・。文明社会への、ひそかな抵抗。