おととい、大好きな推しのライブに行ってきた
席はまさかの「神席」
アリーナの真正面
目の前まで彼らが来て手が届きそうな距離だった
ファンとしてはこれ以上ない最高のご褒美のはずだった
けど
今私の心に残っているのは
楽しかった余韻ではなく激しい後悔
今回のライブに
娘ではなく、気乗りしない「友達」を選んだ
小3の娘も、私と同じグループが大好き
いつも曲を口ずさみ、切り抜きを熱心に集めている
当然、ライブに連れていくか猛烈に迷った
でも
もし前が全然見えない席だったら?
ステージが遠くて途中で飽きてしまったら?
まだ知らない曲も多いし
それで1席1万円はもったいないかも……。
そうやって娘を連れていかない言い訳を探した結果
「大人の友達と行くのが無難だ」という結論に至った
誘ったのは、正直あまり気が進まない幼なじみ
少し利己的なところがあり
向こうから私を誘ってくれることなんてないだろう
今後彼女は「チケットがなかなか当たらない」と言い続けるだろう
彼らが目の前に来た瞬間、脳裏をよぎったのは歓喜ではなく、
「これなら娘を連れてくればよかった」という絶望に近い後悔だった
「この場所を本当に分かち合いたかったのは誰か」
を痛烈に思い知らされることになった
楽しさのピークと、孤独感のピークが同時にやってきた
今回の件で、自分の「価値観の優先順位」を嫌というほど自覚した
次にまた同じような機会があったら
そのときは、お金や席のリスクを恐れず
迷わず娘の手を引いていこうと思う



