2012年 Tipperary競馬場調教③ | へっぽこライダーとゆかいな仲間達

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2005年~2013年yahooブログにて書いていた記事をお引っ越し。
個人の思い出用です。

海外競馬がお好きな方
お暇なときにどうぞ

1鞍目を終え、
馬運車で、バリードイルに帰厩。

馬を馬房に戻し、
トイレに行って、
次の鞍の馬の準備をして(同じヤード(厩舎←建物)に居たためラッキー^^)、

2鞍目の牝馬ちゃん♪
イメージ 1

ちなみに、この子はめちゃデカイんですよ!!
体高が私の身長(170cm)と変わらない。
割りに、ビビリで動きが機敏で驚き!!
動けるデカ子(笑)
ちなみに、私⇒動けないデカ子(←ただの木偶坊)

馬運車に乗せると、
ビビリだけに、私にまで緊張が伝わってくるほどドキドキ。
『んやぁ~~~ん!!私狭いとこ嫌ぁ~~いなのぉ~どこ行くのよぉ~(怒)』
って。
イメージ 2

この日は、6台の馬運車を使っての移動。

バリードイル軍団がTippy街道を行く(笑)
(こういう日は、親元クールモアの馬運車と運転手を借りる事もあります)
イメージ 3

そして、競馬場に到着。
1鞍目と同じ(ミーティング無しだったけど)感じで進行。

ただ、私の馬緊しまくって、
仲間を呼ぶブヒヒ~~~ン連呼。
しかも、今や私の事も見てない(T∩T)マケルナワタシ!!

ナウシカのオームをなだめる如し、
頑張る私。

少しずつ落ち着き、馬装。

さすがの状態に、この馬乗った瞬間に何するか分からんな!!と腹を括って騎乗。

っも、乗るとピタッと大人しくなり、
『ふ~~~ん、何よ!!ただ場所が変わって、あんたが乗るのね!!』的な牝馬ちゃん!!
最初から私を信じてよぉ~~~~!!

1鞍目と同じようにポジション確認しつつの並足を20分程度して、
馬場へ。

この子は、カッカするタイプでは無いので、
スタートもゆったりといい感じ♪

輪乗りをして、ティペラリーの1マイル(1600m)地点からキャンタースタート。

2鞍目の牝馬もそこそこのスピード。
1鞍目より余裕で乗れて、競馬場を堪能しつつの騎乗。

特に、最後の直線では、スタンド(掘っ立て小屋みたいな物ですが)が見え、
何時もは、競馬でここから『無事で!!でも勝ってぇぇぇ~~』っと願う場所。

それを、馬に乗りながらその光景が迫ってくると、
ジョッキーってこんな時に何を考えてるのかな?って思いに。

ファンが居ないとしても、
賭けている人、
最低、厩務員がその場で待っているのです。

そこには、期待がある。

どんな気持ちで、ジョッキーはここを駆け抜けるのだろう??

そんな事も、考え、感じる事ができる。

そして、競馬場に来て、普段調教している馬が、どんな精神状態に陥り、
普段調教している成果がどれくらい出せているのか?
それを、確認できる場でもあります。

騎手が感じる物

調教者が願って競馬に託す感覚

この瞬間に、なるべく感じて、
今後の調教に生かす!!

そういう、役割もあると思うんです。


芝乗りだけなら、バリードイルでも出来る。

じゃ~なんで、わざわざお金のかかる競馬場を使うのか?

何より、一番の目的は、
馬を少しずつ目覚めさせる事。

馬運車に乗せる

これだけで、競走馬にとってストレス。
さらに、知らない場所に連れて行かれる。
でも、乗ってる人は同じ??!!

やってる事も、お家に居る時と同じ。

どんな所でも、普段と同じようにするんですよ!
これを、教える事も大切

でも、競馬場は異質な物!!

その緊張感を教える事も、大切!!
(競馬経験馬は自然に高揚します)

私に、そこまで出来ているかは分かりませんが、
そんな、事を思いつつの競馬場調教。

競馬で何が起きる?
知らない所に連れて行かれ、そこで何をパートナーが思っているのか、
感じ取り、それを今後の調教に生かせるように。
自分で宿題を探す為の物だと思ってます。

キャンターを終え、
ふ~っと一息。


この日、彼女なりに良いパフォーマンスを見せてくれました♪


1鞍目と同じように、引き運動したり、
脚を洗ったり、また馬運車に乗ってお家に帰ったり、
馬にとっては、凄い負担の日々。

これから、馬を起こす作業が増える。
それだけ、私にも宿題が増える。

それが、また楽しい。
それが、私の仕事。。