Myは子供の頃から、不器用だ、不器用だって

言われ続けてきたんですよね。

だから、自分は不器用でハンドメイドとは一生縁がないと思ってました。

 

でも、大人になってから

急にハンドメイドをしたくなったんです。

まず、最初にやりたくなったのが編み物。

もちろん、当時付き合っていたカレシにプレゼントするため。

 

そうしたら、最初こそ編み図が読めずに苦労したんですが、

スルスルと編めてしまったんですよ。

最初はマフラーから。

それからセーターとカーディガン。

暇さえあれば編み棒を動かしてましたセーター

 

 

不器用なはずなのに、おかしいですよね。

でも、それでも自分は不器用なんだっていう思いから離れることは出来なかったんです。

当時のカレシも喜んで着てくれたし、

私も編んでいて楽しかったんですよね。

 

 

クロスステッチにハマるようになったのは、

実は結婚してからなんです。

新井素子の小説に主人公がクロスステッチをするシーンがあって、

私もクロスステッチをやってみたい!

って、とりつかれたように思ったんですよ。

 

丁度、近所の手芸屋さんが閉店半額セールをやっていたので、

11カウント、6本取りの出来上がればクッションカバーが出来上がるという

キットを買ってきて、

さっそくチャレンジ。

そうしたら、面白いようにチクチクが進むんです。

ミシンがなかったので、手でクッションカバーに仕立てて、

初作品は完了。

 

それでも、まだ、チクチクとステッチがしたくて、

そこで売っていた、クッション用キットを買い占めてきました。

ね、どこが不器用なんでしょうね。

 

 

私は、不器用だと思い込まされていただけで、

本当はそれなりのスキルを持っていたってことです。

だから、自分の子供たちにには

できるわけないって言わずに、やればできるって言い聞かせてきました。

どんなことでも、やる前から出来ないって放り出さないこと。

これ、意外と大事なことなんじゃないでしょうか。