ちょっと驚きました。

5分で分かった気になるアキバまとめ:  4月最初のトピックは、Ivy Bridge世代のチップセット「Z77/H77/B75」搭載マザーの発売だった。販売が解禁された4月8日0時1分には、ツートップ秋葉原本店が深夜販売イベントを実施して、約50人のユーザーを集めた。【写真で見る、4月のアキバ事情】 Z77/H77/B75は、Z68やH67などの後継チップセットで、Ivy BridgeとSandy Bridgeに対応する。前世代では非対応だったUSB 3.0をネイティブサポートするほか、H67後継のH77でも「Intel Smart Response Technology(ISRT)」になるなど、機能面が拡充されている。また、ビジネス向けのB75は、Z77/H77では非サポートとなるPCIが扱えるといった特徴も備えている。 発売初日から各ベンダーのZ77/H77/B75マザーが一斉に登場し、ショップのマザーボードコーナーを一新させた。初期に出回ったラインアップの価格は、Z77マザーが1万円前後から4万円弱、H77マザーが8000円前後から1万円台半ば、B75マザーが7000円から1万円以下となっていた。 主力ラインの後継だけに、多くのショップで初回からまずまずの売れ行きと言われていたが、特にIvy Bridgeが登場するまでは、定番のZ77に加えて、H77やB75マザーが好調に売れているといった声が多かった。 クレバリー秋葉原店は「末尾Kのクロック倍率可変モデルでオーバークロックしないなら、H77でも十分な機能を備えていますからね。B75マザーもPCIカードが使いたい人に人気がありますし。ラインアップはZ77マザーが突出していますが、安くマシンを組みたいという人には下位のチップセットも好評です」と語っている。 また、本来B75チップセットでは非対応となる、CPU内蔵GPUによる動画エンコード「Quick Sync Video(QSV)」も一部のB75マザーでは動作が確認されたという。PC DIY SHOP FreeTは「ウチで実証したところ、普通にQSVが使えるマザーがありました。インテルさんのほうでは非対応となっていますが、検証できたものはウチレベルで動作OKとしています。QSVまで使えるとなると、SATA 3.0も1基使えますし、B75マザーはかなり狙い目な気がしますね」と、下位のラインアップも高く評価していた。●「意外と潤沢に入ってきました」——Ivy Bridgeが一斉に出回る まずまずの滑り出しのZ77/H77/B75マザーも、4月中旬までは「本格的に売れ出すのはやはりIvy Bridgeの登場を待たなくてはならないでしょう」(フェイス秋葉原本店)といわれていた。そして4月29日、ようやくIvy Bridgeが発売となった。大型連休にさしかかったこともあり、4店舗が参加した28日から29日にかけての深夜販売には約400人のユーザーが詰めかけて大いに盛り上がった。 Ivy BridgeはSandy Bridgeの後継CPUで、ソケット形状は同じLGA 1155を採用する。製造プロセスが微細化して22ナノメートルになったほか、内蔵GPUの性能も底上げされた。また、通常モデルでTDPが95ワットから77ワットに下がるなど、消費電力が低くなっているのも特徴だ。 初回に登場したのは、Core i7の4モデルとCore i5の6モデル。Core i7の場合は、「3770K/3770/3770S/3770T」と、同じ数字で末尾だけ異なる。末尾Kはクロック倍率可変タイプを示し、末尾SはTDP 65ワットの省電力タイプとなる。末尾Tはさらに低消費電力で、TDPは45ワットだ。ただし、リテール品の流通はなく、バルク品として少数出回る形となっている。価格は初回ラインアップ最上位のCore i7-3770Kが3万円から3万3000円程度で、最下位の「Core i5-3450」が1万7000円前後となる。 深夜販売時も街全体でモノ不足にならない程度の供給量があり、総合的にみると潤沢な数量が出回っているといえる。ただし、「末尾SとTは極端に数が少ないですね。低発熱な小型マシンを作るなら、要注意な状況かもしれません」(パソコンハウス東映)といった声が多く、モデルによって在庫数に偏りがある状況のようだ。 月末、ソフマップ秋葉原リユース総合館は「それでも主力のCore i7-3770Kが潤沢にあるので、(Core i7-2600Kが枯渇した)Sandy Bridgeのときよりも順調な滑り出しといえます。初期のころはハイスペック志向の方が多いですし、戦略としても悪くないんじゃないかと思いますよ」と、現状に満足している様子だった。●「Ivyとの相乗効果に期待」——独自基板のGeForce GTX 680カードが続々 グラフィックスカードではGeForce GTX 680の勢いが止まらない。3月後半のデビューから1カ月経ち、各社からオリジナル基板のモデルを投入するようになったことで、初回とは違った盛り上がりをみせるようになっている。 ドスパラ パーツ館は「GeForce GTX 680はチップ温度や負荷の度合いで余裕があれば自動でクロックアップする『GPU Boost』機能を備えているので、よく冷えるカードほど実質的に高性能になるんですよね。このため、初登場の時点でオリジナルクーラーモデルを待っている人もいたみたいです」と語る。 4月後半に登場したオリジナルモデルには、MSIの「N680GTX Twin Frozr 2GD5/OC」や、ギガバイトの「GV-N680OC-2GD」、GAINWARDの「GeForce GTX 680 2GB」「GW GTX680 2GBD5 PHANTOM」、Palitの「GeForce GTX 680 JETSTREAM」、GALAXYの「GF PGTX680-OC/2GD5 DUAL FAN」などがある。価格は6万円前後から6万5000円前後のものまでさまざま。リファレンスデザインのモデルは6万円弱でそろっていたが、「オリジナルの要素が加わったことで、NVIDIAの縛りから開放されたのはあるんじゃないですかね」(PC DIY SHOP FreeT)という。 それぞれ好調ながら、特に人気があったのは「N680GTX Twin Frozr 2GD5/OC」だった。TSUKUMO eX.は「冷却性の高さで定評のあるメーカーですからね。オリジナル基板の本命がいきなり登場したようなものですよ」と話していた。 また、連休中にも4Gバイトメモリを搭載したモデルも複数のメーカーから登場するなど、絶えず話題を振りまいている。パソコンショップ・アークは「Radeon HD 7900シリーズもかなり優秀ですが、GeForce GTX 680が登場してからはハイエンド系の人気はごっそり移動した感じがあります。それだけ人気の高いカードなので、Ivy Bridgeとともに大型連休から夏場にかけての主役になってくれれば。前世代から大きく進化したパーツが複数あると、相乗効果でパーツ街も盛り上がりますからね」と期待を寄せる。●街の変化——PC DIY SHOP FreeTがパーツ通りに移転 5月1日、エフ商会が自己破産申請し、運営するファーストメディアショップ1/2号店のシャッターが開かない状況になっている。その一方で、昨年末から閉店や移転による立ち退きが相次いでいたパーツ通りの中央通り側ブロックは、4月以降複数のショップが入店するようになっている。 なかでも目立っていたのは、PC DIY SHOP FreeTだ。2011年4月末に末広ビル1階で営業を始めた同店は、1周年直前の4月20日に、以前クレバリー2号店が入店していたパーツ通りのビルに移転した。そこから、周辺のショップの便乗キャンペーンも呼んだリニュースオープンセールやIvy Bridge深夜販売イベント、大型連休セールと並行する1周年セールと、休む間もなくキャンペーンを連発している。 同店の猪狩氏は「フロアの面積は以前より狭くなりましたが、(T-ZONE.PC DIY SHOPのころから)ようやくパーツ通りに戻ってこれたという喜びのほうが断然大きいです。何しろ、人通りは10倍くらい違いますから」と、多忙な中の移転を意欲的に語る。 パーツ通りの近くにある某ショップは「一時期はブロックまとめて再開発されるというウワサがありましたが、何事もなく活気が戻ってうれしい限りです。ファーストメディアショップが閉店したのは残念ですが、それを穴埋めするような勢いを保ってもらえたらと思います。やっぱりアキバが自作の街である以上、パーツ通りの濃さは外せませんからね」とエールを送っていた。[古田雄介(ぜせ),ITmedia]


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なかなか奥が深いですね。