この10年間でデリー市民の生活水準が大きく向上していることが分かった。内務省国税調査局が実施した調査によるもの。「預金など財産を一切持っていない」と答えた世帯は2.9%で、01年の14.1%から大幅に減少した。ヒンドゥー教社会で最も差別される層といわれる「不可触民」と呼ばれる人たちの間でも21.1%から4.7%に減少、経済成長の影響の大きさをうかがわせた。テレビを保有する世帯は01年の74.5%から88%に増加。携帯電話か固定電話のいずれかを所有する家庭は01年の34.7%から90.8%へと大きく伸びた。パソコン保有世帯は29.1%で、このうち17.6%がインターネットを利用している。01年には34.2%だった液化石油ガス(LPG)か圧縮天然ガス(CNG)のいずれかを使用する家庭は89.9%に急増。銀行サービスを利用する世帯も51%から77.7%に急伸した。銀行サービスの普及は不可触民の間でも30.6%から68.2%と倍以上の伸びを示し、インド社会で金融サービスの普及が急速に進んでいることを裏付けた。自転車の保有率は30.6%、バイク・スクーターは38.9%、自動車は20.7%だった。「いかなる移動手段も持たない」とした回答は01年の43.1%から37.1%に減少した。電気の普及率は99.1%、「明かりのない生活を強いられている」との回答は0.1%、「灯油を燃料に照明を得ている」とした回答は0.7%だった。世帯人数に関する項目では、01年に目立った単身や2人世帯が減り、3-5人の世帯が増加していることが判明した。全世帯に単身世帯が占める比率は3.7%、2人世帯は7.6%、3人の世帯は12.8%、4人世帯が24%、5人の世帯は20.4%だった。5/7/2012
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