これ知ってますか?

 ますます高度化する情報化時代とともに重要さを増すセキュリティー対策。企業の場合、在宅勤務や外出先からの本社情報入手などのシーンも増え、情報管理は煩雑になっている。ソフト開発のティエスエスリンク(TSSリンク、徳島市)は、パソコンにインストールするだけでコピーや印刷を防止する情報漏洩(ろうえい)対策ソフト「コプリガード・バージョン2」を発売した。企業のシステム管理者の負担を軽減できるのが特徴で、着実にユーザーを増やしている。 パソコン内の社内情報をコピーしたり印刷するなどは一般的に行われるが、顧客情報や機密情報なども簡単に取得できる場合もある。大企業の場合、システム管理者がセキュリティーシステムを自社開発したり外部発注するなどで対応してきたが、コストや時間がかかるのが課題で、「セキュリティー精度が低い場合もあった」(TSSリンクの伊藤貴営業部長)。 TSSリンクはこうした実態に注目、利用者のパソコンにインストールするだけで画面のコピーや印刷操作を自動的に禁止し、管理者が許可しない操作は実行できなくなる「コプリガード」を開発した。これを使えば、例えば「契約社員用パソコンはコピー・印刷禁止」「一般社員用はコピーだけを防止」など端末ごとに柔軟に対応できる。しかも管理サーバーが不要で設定が簡単なため、導入コストの削減や管理者の運用負担も軽減できる。 2010年9月に、画面コピーや印刷禁止などの「バージョン1」を発売したが、企業からはファイル制御のニーズが高いため、ファイル送信やコピー、添付、アップロード制限などの機能を加えて3月に「バージョン2」を商品化した。同ソフトを利用するには、評価版をダウンロードした上で、ユーザーが条件を決め、完成すれば同社がCD化して納入する仕組み。価格は基本パッケージ50万円、端末1台当たり1万円から。3月の発売以降、これまでに15社のユーザーを獲得したという。 08年に設立した同社はこれまで、ファイル暗号化ソフトなどの情報漏洩防止ソフトを商品化してきた。同社によると、情報漏洩防止のニーズは、05年施行の個人情報保護法や08年度から始まった企業の内部統制を求める「J-SOX法」などを機に盛り上がったが、その後は沈静化。これで「同業者が減り商売がやりやすくなった」(同)という。今後もセキュリティーソフト専業として、「クラウドコンピューティングやスマートフォン(高機能携帯電話)関連のソフトも手がけたい」と意気込む。(林英男)


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