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県警科学捜査研究所の田口雄一(33)と戸山恭平(33)の両主任研究員が、昨年11月に東京であった日本法科学技術学会の学術集会で奨励賞を受賞した。 文書心理科の田口主任は、筆跡鑑定時間短縮のプログラム開発が評価され、物理科の戸山主任は銃弾の跳ね返り方の規則性などを突き止めた研究が認められた。 科学的な犯罪捜査力の向上を目的に毎年開かれ、全国の科捜研の研究員らが研究成果を発表。今回は177人が発表し、8人が奨励賞に選ばれた。 田口主任は筆跡鑑定の際、手紙の文字を種類ごとに抜き出し一覧表にする準備作業の時間短縮に取り組んだ。従来は手作業だったが、手紙をパソコンの画像に取り込み、文字の種類を一覧表にまとめるプログラムの開発を思いついた。システムの6割を作り上げた。完成すれば作業時間を10分の1に短縮できるという。「1~2年以内に実用化したい」と語る。 戸山主任は銃犯罪捜査に役立てたいと跳弾の研究に着手した。跳弾は見つけにくく捜査の壁となっていたが、弾丸の種類、角度を変えて鋼板に発射実験を繰り返し痕跡の付き方、弾の跳ね返り方を分析。跳弾の痕跡から銃弾の口径や種類、跳ねた方向を割り出す規則性を突き止めた。戸山主任は「跳弾が発見できれば銃器の特定に結びつき、事件解決に近づけるはず」と言う。【近松仁太郎】 〔福岡都市圏版〕2月11日朝刊
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これもいいけど、まだまだいいのがありそうです。