茂原市立南中学校で6日、製造、サービス業などの地元企業の仕事の内容を学ぶ「出前教室」が行われた。  茂原ロータリークラブ(渡辺明会長)が毎年、市内の中学校を対象に行っている事業。各学校の総合的な学習時間を利用し、同クラブやメンバー企業の社員が技術や知識を直接、生徒たちに伝えるユニークな授業。  この日は同校1年生164人が8教室に分かれ、授業を受けた。地域特産の天然ガス関連の「関東天然瓦斯開発」や「大多喜ガス」が料理教室を開いたり、パソコンなどの液晶パネルの製造メーカー「日立ディスプレイズ」が液晶の仕組みについて説明したほか、電気機器メーカー「双葉工業」や葬儀社の「アスカ」など市内に拠点を持つ各企業の社員が仕事の一端を丁寧に説明していた。  養護老人ホーム「長生共楽園」の職員は、車いすの扱い方や手足が不自由な場合の歩き方と補助の仕方などを講義し、生徒たちは、普段は経験できないプロの仕事を疑似体験。生徒の一人は「家族が困った時の介助に役立つと思います。この体験を忘れないでいたい」と話していた。  出前教室は今回10回目。ロータリーの関係者は「この講座が将来の職業選択の一助になればいい」と、さらに継続していくという。【吉村建二】12月8日朝刊


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