積水化学工業は6日、スマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末向けタッチパネル材料など電子材料分野の売上高を2013年度に現状(11年度見込みで408億円)の3割増となる530億円に引き上げると発表した。 液晶テレビやパソコンの需要が停滞する一方で、タブレット端末やスマートフォン用の中小型タッチパネルの市場が拡大しており、タッチパネル用の導電性フィルムの生産増強を図る。具体的には4月に買収した積水ナノコートテクノロジー(旧鈴寅)が手がけるフィルムの生産拡大を進める。また、積水化学工業の多賀工場(滋賀県多賀町)で有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)用パネル材料などの生産設備を増強する。 また、リチウムイオン電池や太陽電池、LED(発光ダイオード)材料などのエネルギー関連材料の研究開発にも注力し、2010年度で30億円だった売上高を13年度に80億円にまで拡大させる計画だ。 同社は現在、電子材料の生産拠点を国内に置いているが、会見した松永隆善取締役は「為替を考慮すると、中期的には海外進出も考えなければいけない」と述べた。
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