ヤフーとスクウェア・エニックスは5日、オンラインゲーム事業で業務提携することで合意したと発表した。スクエニが開発と運営を担当するゲームを、ヤフーのパソコン、スマートフォン(高機能携帯電話)向けのゲームサービスに提供する。国内のオンラインゲーム市場が拡大する中、さらなる収益確保につなげる考えだ。 これまでに、スクエニはオンラインゲーム「戦国IXA」をヤフーのゲームサービス「ヤフー!ゲーム」に提供。今回の提携により、スクエニは新作だけでなく既存のゲームも提供し、ヤフーは外部決済機能を追加するととともに、宣伝活動などを強化する。 提携に合わせて、5日から新たなオンラインゲーム「モンスタードラゴン」(試用版)のサービスを開始した。傭兵となりモンスター同士を戦わせ、「クリスタル」と呼ばれる資源の争奪戦を勝ち抜く、という内容になっている。 ダウンロードやインストールは不要で、ヤフーのIDがあればプレイできる。また、来春には「戦国IXA」をスマホ向けに配信する予定だ。 オンラインゲームの国内市場は拡大を続けている。日本オンラインゲーム協会によると、2004年に約580億円だった市場規模は、10年には約1330億円と倍増した。 ヤフーでは昨年からスクエニのほか、DeNA(ディー・エヌ・エー)とオンラインゲームの配信を始め、「ヤフー!ゲーム」の売り上げは約30倍に拡大したといい、今後もこの分野に注力する考え。スクエニも、「顧客を広げたい」(和田洋一社長)狙いだ。 ヤフーの井上雅博社長は、同日都内で開いた発表会で、「ヤフーの持つ集客力、スクエニのブランド力と面白いゲームを作る能力を出し合い、一緒に成長していきたい」と述べた。またスクエニの和田社長は、「ヤフーのおかげで多くの人に楽しんでもらえるようになった。今後も続々と協業を発展させられれば」と語った。
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