衆参両院がサイバー攻撃を受けた問題で、衆院は14日、全議員約480人のIDとパスワードが流出し、最大15日間にわたってメールが攻撃者に見られていた可能性があるとする報告書を公表した。 参院も同日、外部と不正通信を行っていたパソコンが29台に上ったと発表。衆参それぞれの感染端末が不正通信を行っていた海外サイトのうち、少なくとも二つは同一サイトだったことも判明した。両院への攻撃は一連のものだった可能性が高いが、両院間の情報共有は感染発覚から2か月以上行われず、連携不足が浮き彫りになった。 衆院によると、感染は今年7月25日、衆院議員1人のパソコンで、標的型メールに添付されたウイルス付きのファイルが開封されたことから始まり、最終的にサーバーとパソコン計32台に広がった。 最初に感染したパソコンは、7月25日から9月1日にかけて、内部に保存していた情報が窃取された恐れがあるうえ、ウイルス感染したサーバーから、全議員のIDやパスワードなど計2676件が外部に送信された形跡があった。衆院のネットワークには8月24日から9月7日までに十数回にわたり外部から不正アクセスされた痕跡もあり、衆院ではこの間、全議員が受信したメールが外部から盗み見できる状態になっていた疑いもあるとみている。


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