W杯アジア3次予選の北朝鮮戦に挑む日本代表が、超軽装で平壌に赴くことが6日、判明した。北朝鮮では携帯電話やスマートフォン、通信データカードなど、一切の通信機器の持ち込みが制限される。このため直前合宿地となる北京に“荷物基地”を設けて保管。最低限の荷物を持って現地に乗り込むことになった。日本代表はこの日、タジキスタン戦に備え、合宿地のカタール・ドーハ入り。故障のため代表から外れたDF長友佑都(25)=インテル・ミラノ=の代役としてDF安田理大(23)=フィテッセ=の招集が決まった。 このご時世に携帯やスマホ、パソコンといった世界をつなぐ通信機器もなし。日本代表が“手ぶら”で敵地・北朝鮮入りする。日本協会関係者は「北京に荷物を置いて、平壌に入ることになります」と必要最低限の荷物以外は直前合宿地の北京に保管して、戦いに臨むことになった。 北朝鮮にはもともと通信機器を持ち込むことはできない。携帯電話、スマートフォン、データカードなど一切の通信機器は、入国の際に空港で一時預かりという形になり、出国の際に預かり書と交換で返却してもらうシステムになっている。 関係者は「現地のランケーブルを使って、メールを送受信はできるようです」と明かす。パソコンを持っていっても、通信手段は現地の機器を使ってのみという制限つき。『持ち込めないなら、余計なものは最初から持ちこまなければいい』という判断になった。 軽装で赴くメリットもある。日本代表は北朝鮮戦直前まで北京で合宿をする。軽装での平壌入りなら、試合直前の入国の際に必要以上のチェックも受けず、スムーズにできる。“北京荷物基地”を設置することで、移動で余計なストレスを受けずに、試合に集中できる。 ザッケローニ監督が「この2試合で3次予選通過を決める」と宣言した。タジキスタン戦、北朝鮮戦のアウェー2連戦。11日に日本がタジキスタンに勝った場合、ウズベキスタンが北朝鮮に勝てば通過が決まるが、引き分け以下なら最終予選進出は、北朝鮮戦に持ち越される。サッカー以外のストレスもかかる過酷なアウェー戦。難題をクリアして、最終予選切符をつかむ。
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