衆院と参院へのサイバー攻撃が相次いだ問題で、両院に送信されたものと同じ標的型メールが先月、省庁にも送りつけられ、内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)が各省庁に注意喚起していたことが分かった。差出人のメールアドレスも同じであることから、国会を狙った攻撃者が行政機関からも情報窃取を図ろうとしたとみられるが、この標的型メールによる感染はないという。 衆参両院の議員らに送られた標的型メールは、「お願い事」のタイトルで、添付された画像を開くと「トロイの木馬型ウイルス」の新種に感染する仕組み。今年7月下旬に両院合わせて10人の議員のパソコンに送られたが、送信者のメールアドレスも共通している。 政府関係者によると、先月、衆参両院に送られたものと同一のメールが、同じアドレスからある省庁に届き、NISCに通報した。分析の結果、ウイルスが埋め込まれた標的型メールであることをNISCが確認。各省庁に情報提供したうえで感染予防ソフトを導入したという。【松本惇】
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