県立吉田高(秋山教之校長)2年生が書道と写真をパソコンを使って組み合わせた新しい書道のスタイル「字画像」を制作し、県立富士ビジターセンター(富士河口湖町船津剣丸尾)で作品展が開かれている。7回目となる今年のテーマは「富士山」。生徒たちが日ごろ見慣れている富士山を独自の感性で見直し、自作の俳句を書道で書いて仕上げた。  作品はまず俳句をつくり、紙に毛筆で書く。次に各自が富士山の写真を用意し、パソコンで合成して仕上げる。同校は総合的学習の時間を「富士山学」に充てており、芸術分野を選択した2年生27人が各1点を制作した。  矢頭可奈子さんは「茶屋の窓 富士をながめる 桜桃忌」と書いた。作家太宰治が井伏鱒二を頼って1938年9~11月、御坂峠の「天下茶屋」(旧道)に滞在した当時をイメージし、天下茶屋からの河口湖と富士山の眺めを表現した。  このほか、「朧月 人に仰がれ 富士照らす」(今野奈月さん)▽「ひぐらしの 鳴く声遠き 夏の果て」(戸辺優希さん)など四季を表現した作品が展示され、指導する清水亮教諭は「バラエティーに富む高校生の富士山の作品です」と話している。無料。12月4日まで。【小田切敏雄】10月26日朝刊


この記事の著作権は、下記の引用元に帰属します。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111026-00000073-mailo-l19