小中学校の通知表記入ミス問題で小田原市は20日、新たに7校で計94人の児童・生徒に同様の事案が確認されたと発表した。市教育委員会は24日、校長会と連絡調整会議を開き、再発防止に向けて第三者委員会の設置などを検討する。 市教委によると、前期分の評定、評価でミスが起きたのは、白山と千代の2中学校。 白山中は10月12日、3年生の生徒が理科の担当教諭に相談、小テスト4回分の結果が評価に反映されず、5段階の評定を誤ったことが分かった。この教諭は担当する5クラス196人分を確認し、計9人のミスが判明した。千代中は1年生の2クラスで国語の担当教諭がパソコンを打ち間違え、計3人の評定を誤った。 また、出欠席などの日数を間違ったのは、報徳小が1年8人、豊川小が1年26人、白山中が1、2年7人、国府津中が2年2人。 芦子小は6年1人に家庭科の評価・評定欄などが抜け落ちていた。酒匂小では3年1人に空欄、2年1人に名前の誤記があった。 このほか、昨年度の後期分で国府津中が2年の1クラス36人全員に総合学習の所見欄で前期データをそのまま貼付した。 市教委が14日、3校83人のミスが判明したことを受けて各校に再点検を通知、集計した。発覚は児童生徒や保護者の指摘が大半。直接的な原因は担任教諭の確認ミスで、校長らのチェック体制も機能しなかった。 前田輝男教育長は「評定そのものの信頼を失墜させた。回復には時間がかかるが、全教職員が使命感を持って再発防止策を見直したい」と謝罪した。
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