サッカー・日本代表公式練習(10日、長居スタジアム)日本代表(FIFAランク15位)は11日、タジキスタン(同124位)とのブラジルW杯アジア3次予選C組第3戦(長居)に挑む。MF中村憲剛(30)=川崎=はトップ下で、1年1カ月ぶりの先発が濃厚。試合は小学校時代に所属したクラブの先輩、日本女子代表「なでしこジャパン」のMF沢穂希(33)=INAC神戸=がツイッターで“実況解説”する予定で、「しっかりやりたい」と闘志を燃やした。 雨空の下での公式練習後、MF中村憲は決戦への熱い思いをほとばしらせた。 「頭の中にはイメージができているので、あとはしっかり連動すれば勝てると思う。スキのないように戦いたい」 9月のW杯予選2連戦では、右膝故障で離脱したMF本田(CSKAモスクワ)に代わる期待を受けたが、自身も直後に右足親指の付け根を骨折し離脱した。しかし、この日の非公開練習ではトップ下でプレー。昨年9月4日のキリンチャレンジ杯・パラグアイ戦(日産ス)以来、13カ月ぶりの先発が確実になった。 さらに気持ちを奮い立たせる起爆剤がある。女子W杯で世界一&MVPに輝いた、なでしこジャパン主将のMF沢が、ツイッター(@adidasFTB_jp)で試合を生解説するというのだ。 中村憲にとっては、小学校時代に所属した府ロクサッカー少年団(東京・府中市)の2つ上の先輩で、「当時から男とか女とか抜きにしてすごかった」という存在。その沢が、ネット上の「アディダスフットボール大学」に特別講師として出演し、“解説者デビュー”を飾る。INACの練習後、神戸市内のホテルに直行してテレビ、パソコンとにらめっこ。中村憲も「ホントですか!」と目を丸くした。 7日のベトナム戦を会場で観戦した沢からは、激励メールも贈られてきた。「また見に行くよ。次も頑張って」。中村憲は決意も新ただ。「(相手の)カウンターには注意したい。しっかり守ってくるけど穴はあるし、そこを突きたい」と、タジクの試合映像をミーティングで見て、勝利のイメージをつかんだ。 「タジクと日本の立場の違いは認識しているが、それを証明するのもしないのも、ピッチの上でだけだ」。ザッケローニ監督は会見で、格下相手に言い切った。実力の違いはピッチで示す。違いを生むのは、引いた相手を切り裂く、中村憲の高速パスに他ならない。
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