今朝は、梯さんのモーツアルトを聴きながらの朝。
優しく、爽やかな風のように心地よいモーツアルトです。
ヨーロッパの森や実家の近くにあるお気に入りの公園を心地よい爽やかな風感じながらのんびりお散歩しているような気持ちになります![]()
昨日、近所の図書館にあったので借りてきましたが、帰ってきてから数時間で一気に読み終えてしまいました![]()
演奏家の方の自伝のようなものを読むのは、ラン・ラン以外で初めてですね。
梯さんは、両目とも網膜芽細胞腫、という遺伝性の病気をもって生まれたために、生後一ヶ月で片目の眼球摘出、その後も治療や再発などのために、完全に光を失います。
N響でビオラ奏者のお父様と声楽をなさるお母様。
音楽一家の中で、ピアノに目覚め、小学校までは日本で過ごし、中学からはウイーンの国立音楽大学の準備科というところに・・・・・。
想像を絶するご苦労があったと思いますが、不思議とこの本を読んでいて、そういういところに感傷的になることは全くありませんでした。
いちピアニストの方の自伝を読んだ、という印象が強く残りました。
多分、それが、梯さんの生き方だから、必然的にそうなる。
好きなことを続けて歩き続ける人生というのは、どういうことものなのかを、間接的に梯さんが自分を例にとって示してくれるような本ですよ。
事実は、物凄い説得力を持ちます。
奏者が作曲家を理解するように、聴衆も奏者を理解すると、また演奏を聴いたときの理解が深まることがあるような気がしています。
最初の頃、ラン・ランのお父さんとカーネーギーホールでニ胡とピアノで競演したことを少しだけ書きました。
ラン・ランの自伝を読んでからあの演奏を聴くと、表現できないくらいいっぱいのラン・ランとお父さんの感無量な気持ちが伝わってきて、動画で泣きました。
普通に聴いても勿論素晴らしいんだけど、お父さんのニ胡の音を最高に引き立てるラン・ランの伴奏は、それまでの歴史を考えると胸が詰まりました。
You tubeでは削除されちゃったんですが、ニコニコ動画にはまだあったかも。
梯さんのコンサートは、実は5月に行きそびれちゃったんです。
生演奏、聴きたいですね・・・・。
今回読んだ本も、また私の音を鑑賞する上での一助になるものと思っています。
心に触れる繊細な優しい音を奏でる梯さん・・・・。
音楽は、いいですね~。
やっぱり大好き![]()
