こんばんは。
先日、写楽展に行きました。
昔、まだ興味もなく、何も知らずに浮世絵を見た頃でも
写楽の絵は写楽とすぐにわかるほど
他の浮世絵とは異なった印象がありました。
少なくとも
いい印象ではありませんでした。
不気味・不自然って感じでした。
広重の江戸百景をおもしろいと思ったあたりから
浮世絵を好んで見るようになりましたが
写楽の展示があっても
興味深くみることもなく
軽く通りすぎるような見方が多かったような思い出があります。
特に女性の描き方は
う~ん・・・と苦笑いしてしまい、
けしてきれいというものではありません。
歌麿なんぞみた日には
げんなりしてしまいます。
今回も浮世絵ということを意識しただけで
特段、写楽だから、と積極的な気持ちではなかったんです。
つまらなくはないんですが、
ああ、やっぱり、写楽だ・・と思いながら進んでいきました。
高揚感がないというか・・・
ところが不思議なものです。
だんだん
だんだん
魅力的になってきました。
特に同じ役者を
別な浮世絵師の絵と比較したあたりは
その差を知るとともに
グイグイっと引っ張り込まれます。
役者の息遣いが伝わってくるかのようです。
この魅力は、きれいとか、艶っぽいとかとは違うんだと
初めてわかったような気がしました。
ひぇ~
これか~
なるほど~
比べるものではなくて
写楽そのものを楽しみ、堪能すればいいものだと思いました。
6月12日まで東京国立博物館平成館で催しています。
関心あるようでしたら行ってみるのはいかがでしょうか。
それでは またね。