この宗教は、教祖が貧しかったこと、上昇志向が強かったことから、自らを崇神天皇の生まれ変わりと称し、信者たちは、祭神、脇祭神にゆかりのある人の転生した人々だと洗脳していた。
それが正常な判断を失わせ、高飛車で選民思想に取りつかれてしまっていた。
私からすると、そんな眉唾ものだと思っていたが、腐れ縁のため、黙ってはいた。
男どもは、エリートヅラしながら、実はうだつの上がらないししがないサラリーマンや中小零細企業の経営者、女どもは派手なコーデで着飾りながら、他人を妬み、僻み、足を引っ張ることに馴れていた。
どこの馬の骨ともわからない生まれ育ちなのに、知ったかぶりして、これ見よがしに徒党を組んでセレブ感を出していたり…。
見る人が見たら滑稽なハリボテだったな。
結局、見果てぬ夢を見ては、現実の苦しさや貧しさの気持ちを紛らわせるだけの、まやかしの世界なんだよね。
こんなところに漬け込まれていたことをようやく吐き出せるようになりました。