私は、育った家庭内で他愛もない話題で家族団欒の笑いあった記憶がない…


養父母はお互いにいがみあい、乱暴狼藉、罵詈雑言、酒乱、陰口ばかりが横行していて…。

とてもまともに育つ環境ではなかったな…。


笑う時はドリフやひょうきん族のような他人を馬鹿にするテレビでしか笑うことはなかったな…。


こんな番組ばかりが世の中に蔓延って、まともに精神が安定するわけがない。


抑圧された精神が病まないていられるわけがない。


もはやその頃からうつ病で、迎合主義だったのだろうな…。


実父、徳翁は優しかったが、馴れ親しむ方ではなく、敬うべき孤高の方だったし、俊貴従叔父も、久一従伯父も、勝治伯父(異母兄)も敬う方で、馴れ親しむ方ではなかったな…。


ただ、その方々からの薫陶を受けて、人としてのあり方を身に着けていたな…。


でも、作り笑顔しかできなくなっていた私…。


笑いと嘆き…正しくは作り笑いと嘆きなんだよね…。


たまたま、社会人になってうつ病診断がついただけで、子どものときからうつ病だったのだろうな…。


この年齢になって押し殺して奈落の底に押し込んでいた自分の気持ちを取り出してあげようと思えるようになりました。