迷惑メール、ちっとも無くなりませんね

 迷惑メールって頭にきますよね。業者はメールアドレスをどこで調べて、迷惑メールを送ってくるのでしょう？
誰に聞いたかは忘れましたが全世界のメールの50%～60%は「迷惑メール」だという話もあるんですって！？受信フォルダが迷惑メールでいっぱいになったという経験ありませんか？
迷惑メールは、いろんな小技を使って届けられています。その巧妙な手法を把握したうえで、「迷惑メール」が届かないような事前の対応と、届いた場合のしっかりとした対策を考えておかなければなりません。
解説する前の準備として、MSNのHotmaiメールなどのパソコン以外のメールアドレスを取得してください。

迷惑メールに対応するための秘訣とは？「メルアド公開」「メールの開封」「返信＆クリック」「迷惑メールへの抗議」「迷惑メールを転送」以上の五つは全て禁止です。もちろんそれぞれに理由があります。
さて、なぜ上記の5項目に気をつけなければいけないのか？を次に説明いたします。
まず最初に、迷惑メール業者のメールアドレスの収集方法についてお話します。彼らは、ネット上を巡回してめーアドレスを収集するソフトを使っています。ですから掲示板などにメールアドレスを公開することは迷惑メールを自ら呼び寄せているようなものなのです。
迷惑メールのほとんどは、商品やサービスの宣伝目的ですが、その中に非常に巧妙な詐欺が仕込まれている場合があります。もちろん、あなたに害を与えようとするものですから、中身の確認など必要ありません。見つけたら、開封せずに即ゴミ箱に放り込んでください。

次は、偽解除申請のトリックについてです。「このURLをクリックすれば一発解除」などという誘い文句で、クリックを促し、あなたが迷惑メールを開封したかどうか、そのメールアドレスが生きているのかどうか？などが分かってしまうのです。
四番目の注意点は抗議のメールについてです。迷惑メールを止めて欲しい気持ちは分かりますが、送信元を偽装しているので、見ず知らずの誰かに届いてしまう可能性のほうが高いのです。いわれのない抗議を受けた方は、あなたが送ったメールに迷惑しているかもしれません。これでは本末転倒ですよね。
誰かに転送する行為の説明で最後にさせていただきます。「このメール面白くない？」なんて、他の人に迷惑メールを転送してはいけません。受け取ったほうが迷惑しているはずですから。
大雑把ですが、以上の五つの項目に注意して、迷惑メールに対応してください。あらかじめ考えておくことで、迷惑メールも大して恐いものではないということが分かっていただけると思います。