日本人の多くは生命保険を正しく認識しているでしょうか | 太郎のブログ

日本人の多くは生命保険を正しく認識しているでしょうか

 

現在、日本ではかなりの人が、何かしらの生命保険に加入しているといわれています。ではその中で、自身の加入している生命保険について、詳しく認識している人の割合はどのくらいでしょうか。おそらく半分にも満たないはずです。
世の中には色々な家族がいますね。夫婦二人だけ、あるいは大家族、もしくはひとり暮らしで家庭を持たない人、これがみな同種の生命保険でいいはずはありません。
生命保険選びのポイントになるのは、自分と家族のライフスタイルに照らし合わせて、その保障内容がフィットしていなくては生命保険に加入する意味が半減してしまいますね。そこで、まずは保険についての理解を深めましょう。
生命保険というのは、どのような仕組みかご存知ですか?それは、相互扶助といって「加入者同士が保険料を出し合い、加入者同士の給付を助け合う」という理念のもとで成り立っているのです。

人が生活していく上で、否応なしに遭遇する「死亡・病気・手術・入院・ケガ・介護」などの不測の事態に対する備え、そのひとつが生命保険です。
また、子供の進学、あるいは自身の定年など、あらかじめ想定できる人生の節目というものがあります。生命保険は、その節目に必要となるであろうお金を準備する手段としても利用できます。
生命保険の構成は、大きくは「主契約」と「特約」の二本の柱で成り立っています。例えれば、主契約は「軸となる柱」で、特約は「家族ごとのニーズに合わせて付け足す補強の柱」ということになります。
ひとくちに主契約といっても、実にたくさんあります。保障される期間や(定期か一生涯か)、給付されるタイミングなども様々です。

特約の例としては、「災害割増特約」や「障害特約」「特定疾病特約」などがあります。最近では「リビング・ニーズ特約」という余命半年と宣告された場合に限り、生前に保険金を受け取れるものも選択傾向が高いです。
ファイナンシャルプランナーという資産運用のプロがいるのをご存知でしょうか。大手の保険会社には必ずこのファイナンシャルプランナーがいますので、自分に最適な保険を選ぶアドバイスをしてもらうのも得策です。
経済状況や家族構成などの「環境の変化」は、長い人生の中で何度か訪れることでしょう。その都度、保険商品の保障を見直したり、特約の重複を解消したりする必要があるでしょう。
生命保険金の払い込みは長期に渡ります。契約時に慎重に比較検討するのは当然のことですし、受取事由の発生時には速やかに保険会社に連絡できるよう日頃から「わが家の保険」を把握しておきましょう。