かなりの人が車を通して地球の環境を考えているんですって・・
原油高によって高騰しているガソリン・灯油価格は、未だに高値更新を続けています。運送業界やタクシー業界では、高騰分を運賃に上乗せすることも出来ず、車の燃費にもピリピリしているでしょう。
灯油価格の高騰は、私たちにとっても切実な問題です。生活全体の燃費を上げていくことが必要でしょう。
燃費と言えば、やはり車。走行時にいかにガソリンを効率よく燃費し、走行するかということでしょう。
車の燃費と言えば、「リッター当たりの走行距離数値」ですが、一般的な車ならば7~10km/L、軽自動車や燃費の良い車なら10~15km/L、低燃費車やハイブリッドカーであれば、なんと20km/L~の燃費と言われています。
さて、あなたは自分の車の実際の燃費を知っているでしょうか。測定方法は、ガソリンスタンドでの給油時に、トリップメーターを0にし、満タンにしておくだけ。そして次回の給油時に、トリップメーターに表示された数字と、給油量を割ってみると、その時の燃費が測定できるのです。
しかし、そこで出た燃費の数字とその車のカタログに掲載されている数値とはかなりの開きがあると思います。それもそのはず、カタログでの測定数値は、走行機械によるもので、実際の走行よりもいい条件だからです。街中や山などを走る場合とは異なるからです。
それでは、燃費よく走るためにはどのようなことがあるのでしょうか。それはまず、走行前に車の「調子」をみる必要があるのです。
その走行前にチェックをするか否かで、燃費にも差が出ます。たとえば、タイヤの空気圧が規定値になっているでしょうか? 空気圧が低いと、それだけ走行に抵抗がでます。この他にも、エンジンオイルやエアフィルターが汚れていないか、点火プラグの寿命はきていないか、など、ちょっとしたチェックが必要なのです。
では、さあ運転です。運転前のチェックも重要ですが、もちろんこの運転という行為こそが燃費を左右することが知られていますよね。それでは、自分の走りを再確認してみましょう!
まずよく知られていることは、急発進、急加速、急ブレーキ、この3つの「急」は燃費のためには厳禁ですよね。ガソリンの無駄遣いだけでなく、車自体のダメージも大きいことが分かっています。アクセルの無駄な踏み込みはやめましょう。
また、その他に低燃費の理由に渋滞があります。止まっているのにけエアコンをオンにしたり、ノロノロと加速/減速を繰り返す渋滞は、ガソリンを消費するだけです。せめて減速時には、エンジンブレーキを使うことも考えてもいいかもしれませんね。
しかし、街中では信号がいくつもあり、渋滞も起きやすく、走っては止まり、という燃費効率の悪い走りも多くなりがち。アクセルを踏むことで使われたガソリンを無駄にすることのないように、なるべく惰性走行、時にはエンジンブレーキを使用するように、走りを見直ししてみましょう。