自分の髪の毛は自分でしっかりとまもりたいですね・・・
毎日洗髪をしているときに、指に絡み付く抜け毛が気になることがないでしょうか?
老化が進むことで、性別関係なく抜け毛も増えていきます。最近の育毛、養毛、かつら業界では、元気な女性高齢者を狙ったおしゃれ観点の商品を増やしていることが分かります。
できれば齢はとったとしても、抜け毛には関わりたくないですよね。それでは、何が原因で抜けるのでしょう? 避けられない老化現象から、はたまた病的な問題と理由はあるようですね。
抜け毛には、男性ホルモンが深く関係しています。このホルモンは頭髪部分の髪の成長を抑制するために生え際の毛が抜けてしまいますが、その代わり(?)髭や胸毛が多く生えることが知られていますよね。
その他にも、喫煙、飲酒、食生活の乱れがあると、それらが身体に影響を及ぼすと同時に、抜け毛にも大きく影響されます。また、髪の毛は寝静まる夜間に成長しており、夜遅くまで活動しているとその分毛母細胞は栄養が受けることができなくなり、髪の毛は細くなりやがて抜けてしまいます。
そして今話題の高級シャンプーにも大量に含まれている「界面活性剤」。これらが細胞内へ入り込むと抜け毛に繋がることがよく知られてます。もちろん、洗わないで不潔にすることも髪の毛にはよくないですよ。
また、その他、女性特有として、妊娠出産による大きなホルモンバランスの崩れにより、抜け毛が引き起こされます。しかし、これはあくまでも一過性のものなので、あまり心配することはないようです。
その他、女性の社会進出が増えてことで問題が表面化したと思われる抜け毛の症状があります。それは、ストレスが原因で無意識に毛を引き抜くトリコチロマニアであったり、常にしっかりと髪の毛を結んでることで起きる牽引性の抜け毛などで、抜け毛の悩みはもはや男性並みになってきました。
この他に、びまん性脱毛症という中年以降の女性に多い抜け毛も目立ってきました。これは頭全体に少しずつ毛が抜け、特に頭頂部の頭皮が透けて見えてしまう症状で、生え際が後退する男性と異なった脱毛症です。
それでは、抜け毛を気にしない生活を送るための対策をいくつかご紹介しましょう。まずひとつめは、髪の成長に欠かせない毛母細胞が増える夜12時~2時の間は、ぐっすり睡眠を取ることで髪の成長を促したいものですね。
また、洗髪にも注意しましょう。まず、髪の汚れを取るだけでなく、頭皮をよくマッサージしながら洗うことです。また、石油系のシャンプーが大半の現代では、よく濯ぎ頭皮に残さないようにすることが大切です。頭皮が固くなると抜け毛もしやすくなります。自分で動かない頭皮ですから、しっかりマッサージして柔らかさを保ちましょう。
育毛剤、養毛剤などで抜け毛を防ぐ方法もあるでしょう。しかし、やはり生活している中で原因となる飲酒、喫煙、食生活などの生活習慣の改善が一番大事なのではないでしょうか。栄養バランスを考え、十分なミネラルと体内の酸化を防ぐ野菜を摂取するなど、抜け毛の予防を心がけたいものですよね。