幼少時に英語を学ばせて、バイリンガルに育てることです
昨今、注目されているのが、子どもの「早期英語教育」です。
「早期英語教育」の目標は、子どもに外国人のおなじくらい高い語学力を身につけさせること。そのために、幼少時、特に2歳頃から英語に触れさせるというものなのです。
「早期英語教育」は語学力だけでなく、豊かな表現力と積極性も身につき、子どもの表情がだんだんイキイキしてきます。
「2歳なんてまだ日本語もろくに話せないのに……いくらなんでも早すぎるのでは?」そう思われるのも無理はありません。
しかし、あえて2歳頃から始めるのには理由があります。この時期の赤ちゃんの頭は柔軟で、見たこと、聞いたこと、感じたことのすべてを、まるでスポンジのようにどんどん吸収していきます。
また、この時期の赤ちゃんは聴覚も鋭敏で、外国人の先生の発音をしっかり聞き取ることができます。聞こえたままを真似して発音すれば、それは完璧なネイティブイングリッシュになっている、というわけです。
「早期英語教育」は、英語を「第二の母国語」とすること。つまり、英語を赤ちゃんの生活の中に取り入れてしまえばいいのです。日本語を話す家族のもとで過ごす赤ちゃんが自然に日本語を習得していくのと同じ。
生活の中にもともと英語があった……そのような環境をつくってしまえば、赤ちゃんは、日本語を覚えるのと同じくらい自然に英語を学習することができるのです。
子ども用の英語教室や、英語専門のプレスクールが行っている「早期英語教育」プログラムは、生活、遊び、勉強のすべてを英語で行い、子どもに自然に英語を身につけさせるというものがほとんどです。
そう、「早期英語教育」は英才教育ではないのです。
子どもに無理なく英語を身につけさせてあげたいと思うなら、「早期英語教育」が一番の近道だと思います。
「早期英語教育」を行う教室は、各地にあります。お住まいの近くの教室をネットなどで探してみましょう。これはと思う教室があったら、子連れで見学してみてください。お子さんに合うかどうかは、お子さんの反応を見ればわかると思います。