スフレ、ババロア、プディングなどの「料理人が作る菓子」がスイーツ
たいていスイーツとは、果物、菓子、アイスクリームなどで主食の後に食べるものをいいます。
例えば、ケーキやプリンなどの甘いお菓子を広くさして、「スイーツ」という言葉を一般的に使ったりもします。
イギリス英語で甘いデザート・お菓子を意味する「sweet」が語源のカタカナ英語が「スイーツ」です。
最初の頃、わが国では「大人が味わって食べるお菓子」という意味で、子供のお菓子と区別してスイーツという言葉は使われていて、有名店のパティシエが作る高級洋菓子などを意味する言葉でした。
一般に「スイーツ」という言葉が普及したのは、3年くらい前に女性雑誌を中心にはやったのが始まりで、このときスイーツ・ブームに国内の菓子メーカーの多くも参入しました。
広く「甘いお菓子全般」をさすようになって、和風スイーツとかお手軽スイーツというように言われたりするのです。
さて、「デザート」という表現がわが国の「スイーツ」の意味で使われている国も大変多く、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどです。
イギリス本国やイギリス連邦の諸国などでは、幅広く一般的に「スイーツ」という言葉が普通に使われるようです。
「スイーツ」という言葉には、いくぶん「下層階級や労働者階級が食べるお菓子」という意味が加味されることがイギリスでは多いようです。
スイーツと言えば、普通わが国ではケーキとかアイスクリームと言うのが定番で、多くのひとが思い浮かべるものです。
これらは通常は「スイーツ」から外され、菓子職人が作る菓子のみを「スイーツ」と呼ぶのがフランス料理なのです。
スイーツといわれるのは「料理人が作る菓子」であるスフレ、プディング、ババロアなどだけだというのがフランス料理で、両者は別物だと捉えているのです。
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