「ゴダール•ソシアリズム」を観る。
主題というレベルだけでなく、色彩においても、これはヨーロッパ映画だという印象を抱かされたが、英語の字幕が、あまりにも適当なので、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語と入り乱れる会話はほとんど理解できず。
一緒に観ていた人に尋ねたところ、何でもゴダールは自ら!英語字幕を付けたようで、意図的に部分的にしか訳さなかったらしい。そのせいか分からないが、ゴダールという人は、恐ろしくダイレクトな人なのだという事が今回、観てやっと理解できた。それをはぐらかしと捉えることほど間違っている事はない。
博士課程をやっているkwanさんとビーチのそばのパブで飲んでいたら、気がつくと、10代らしきイギリス人(白人)の女の子が、横にいて一緒に座っていいかと尋ねてきた。
軽く会話した後、二人は友達を見つけたとか言って、そそくさと離れた。
kwanさんと、一体あれは何だったのかと議論をし、きっと身分証明書がないので酒を買えず、俺達に一杯買わせようという魂胆なのだろうという結論に至る。
その後、また戻ってきた彼女達は、一杯おごってくれないかと頼んできた。きっと、友達は買ってくれなかったのだろう。
予想通りであるが、ビールを買って彼女達を送り出すことにした。
どうも、身体が鈍っていたので、大学の人が企画したハイキングに出かける。
自分がいるブライトンの周りは、自然がたくさんあるので、ちょっと出かければ、草原の中にただ一人という体験が出来る。
今は、blackberryが実る時期で、生えているものをたまに摘みながら歩く。
都会っ子の自分には、新鮮な体験である。
大体6時間くらい歩いたので、20キロという感じか。