MacのApp Storeを眺めていたら、目に入ったEvernote。無料なので、ダウンロードしてみる。
これが、大当たり。
自分は昔から、思いついたことをメモしたり、気になった記事を集める習慣があるのだが、それらを上手く管理することが出来ず、悔しい思いをしていた。
Evernoteはそんな自分にとって、まさに待ち望んでいたソフトである。
論文のための資料集めにも役立つであろう。
自分の人生を方向付けていた葛藤が気付いたら、過去のものになっていた。
すると、面白いもので、新しい体験がどんどん起きるようになった。
要するに、余裕ができれば、新しいことを体験できるようになる。シンプルなシステムである。
一時期、浅田彰や柄谷行人は、日本に知識人と大衆の差がないことを問題にしていた。
しかし、日本の言論はその差のなさから、ある種の活気を得ていたこともまた確かではなかろうか。
自分を考えてみても、そのような場を前提にものを考えることに慣れていたように思う。
ヨーロッパでは、事情は別なようで、例えば、euの政策の動向というのは、大衆にとってみれば雲の上の話である。だからまた、EUの研究でもすれば、そのままエリートの道につながる。過程全体が大衆から断絶しているのだ。
そして、博士課程にいるということは、こちらでは、エリートを意味しているのではないか。そのポジションに馴染めない自分は、そこから、考えるということに慣れていないんだと思う。