先日の道東釣行の際、自分の不注意で折れてしまったロッドのティップ😥
ロッド自体はまだまだ使えるので、自分で直してみることにした。

調べてみると、この様に折れてしまった場合には、適切な長さで残ったティップをカットし、新しくトップガイドを付け直すのが一般的の様だ。
今回は第一ガイドの位置に新しく購入したトップガイドを取り付けることにした。

早速修理に取りかかることにした。出来るだけ安く直したいので、ダイソーに売っているものはダイソーで購入した。購入したのはエポキシ2液混合タイプの強力接着剤とドライヤーで熱収縮させる配線カバーの2つ。


A液とB液を同量ずつ混合して使用する。10分で硬化する。


トップガイドは接着だけで良いが、段差が気になる場合はスレッド巻きする。
今回は、横着して熱収縮タイプの配線カバーを流用することにした。見た目を気にしなければこれで充分だろう。
完成度を求めるならスレッド巻きしてエポキシで固めてください。



職場のベテランさんにマイクロメーターを借りて、トップガイドを取り付ける予定の箇所の外径を計測した。約2.15ミリ。


ガイドだけはダイソーには無いので、つり具センターに行って購入した。
6ミリ、パイプ内径2.0ミリのものを選択した。2.2ミリと迷ったが、店員さんに相談してきつめを選んだ。

第一ガイドは、ドライヤーでスレッドのコーティングを温めてから、カッターで削ってコーティングとスレッドを外すとポロっと取れる

第一ガイドを外してから、糸ノコで決めた長さにカットし、切断面をヤスリで整えて、トップガイドがはまる太さにブランクを削る。


その際不要な部分を削らない様にマスキングテープで養生した。


トップガイドを接着する前に、ブランクに適切な長さに切った配線カバーを通しておく。これを忘れると後からは通せないので要注意☝️


配線カバーを付けたい位置を仮決めしたら、ドライヤーで熱を加える。と、本当は収縮するはずだが、うちのドライヤーでは上手く収縮しなかったので、ライターで炙って収縮させた。
その場合、炙り過ぎるとブランクの強度が落ちたり、最悪の場合燃えてしまう😱ので、炎の腹を往復させて熱し過ぎない様にするのがポイント☝️


完成したティップ。見た目的には違和感が無い。

今回、ガイド、接着剤、配線カバー3点を購入して全部で500円くらい。安価に直せたので良しとしたい😊

後は実釣してみて、竿の調子の使い勝手や、修理した部分の強度を確かめて、問題無ければ大成功。次の実釣が楽しみだ♪