Radar Assistance to VFR Aircraft

 

 

翻訳:3792

磁進路090で飛行している航空機がATCレーダー施設から次のようなアドバイスを受けた。

「他機は3時方向、2マイル位置を西方に飛行」この場合、パイロットはどの空域を捜すべきか?

A.東

B.南

C.西

 

解説:「3 o'clock」とは、360°を時計の12時の角度で割って表示するもので、1 o'clock当たりの角度は30°ということになります。なので、3 o'clockは、90°ということになります。

この設問で、自機は、磁進路090(東行き)で飛行しているときに、レーダー施設から3時(90°)の方向に他機が飛行しているという連絡ですから、自機から見て右側に他機がいることになります。なので、90°+90°=180°となりますので、正解は、「南」の方角を捜すことになります。正解は、B.の南です。

3 o'clockと言われれば、パイロットから見て90°右の方角、9 o'clockと言われれば90°左の方角ということになります。

なお、他機の高度がわかれば「3 o'clock、高度いくらいくら」と言ってきます。

昔、「頭上の敵機」という戦争映画がありましたが、英語のタイトルは「12 o'clock high」でした。

12時の方角、つまり真正面に他機(敵機)がいて、自機よりも高い高度」という意味です。高度が不明な場合は、「アルチチュード アンノウン」(Altitude unknown)と言ってきます。

「Airplane, 12 o'clock, Altitude unknown」と言われたときは、真正面から飛行機がきますから、衝突回避のために、必死で探してください。と言っても、ジェット機同士のすれ違いで3秒、プロペラ機同士のすれ違いで7秒しか時間がありません。目の悪いパイロットは特に注意です!