ライオンはそうやってそらにとびあがってはねこたちをごちそうしてよろこばせていました。
あるとき、ライオンが
ぼくはほんとはおひるねがすきなんだというと、
ねこたちは
ケラケラわらってライオンさんは、かりもとくいだけど、じょうだんもとくいだねといってわらいました。
ライオンもそうだねといおました。
らいおんはつかれきってねむりました。
つぎのひ、はじめにきたねこに、
ぼく、きょうはひるねしたいんだというと、
ねこはおおわらいしました。
らいおんも
あははとわらい、
うおおといってそらをかけのぼりました。
そのよる、ライオンはつかれたといって、なみだがとまりませんでした。