大震災から1年
ふと思うことがある。

ライフラインが途絶えた中、人を支えたのは人とのつながりだったと。

資本主義社会は物質文明を至極に追い求め、便利さと豊かさをもたらしているが、反面、個人主義、孤立主義、功利主義を助長している。


その結果、我々の社会では、お年寄りや障害者の孤独死、子どもの虐待や殺害、未婚者の増加、貧富の拡大など、人間社会の反映を否定するような現象が起きている。

俺はマルクスやスターリン、毛沢東の崇拝者ではなく、自由主義者のひとりだが、行きすぎた過剰な資本主義に吐き気を感じる。

人間はそもそも共同体、人間とのつながり無くして生きられないのだ。

もっと便利に豊かになれはするけれど、人間の本質を忘れないためにも、意図的な資本主義の抑制が必用だと思う。


東日本大震災に我々の社会も大きく揺さぶられたような気がしてならない。