いわゆる“現場”と呼ばれる「直接的な介護」は15年ほどやりました。
そんなある時、同じ法人内で相談支援事業を立ち上げるということで、異動を命ぜられました。
自分的には現場でやり残したことだらけだったので、まだまだそちらでやりたかったのですが。
これまでは箱の中がフィールドでしたが、
相談支援のフィールドは、地域です。利用者さんは地域住民。ニーズも多種多様です。
「困った」からの相談から、ニーズをアセスメントし制度やサービスといった社会資源につないでいく。
それには行政や他事業所の人たちとの連携は不可欠です。
また相談支援専門員は、地域課題の発見と社会資源の開発・改善というのも重要なミッションです。
そのために「自立支援協議会」との関わりも重要であり、その中でもたくさんの人たちと協働が必要です。
そうやって、本当にたくさんの方と出会い、繋がりもどんどん増えていきます。
飲み会も増えましたw
元々、外部の人たちと横の繋がりを作りたかった自分にとって
この相談支援という仕事は、大変ではありましたが面白いなと思い始めます。
面白く感じる一方、この事業自体に課題がたくさんあることにも気づいていきます。
それが独立へのきっかけの一つにもなりました。そのあたりの話はまた別の機会に。
はい!この“きっかけシリーズ”も今回が最終回となります。
もはやきっかけというより、自分の歴史みたいになってしまいましたが…^^;
今後は、また別の切り口で更新していきたいと思います。
ゆっくりペースですが、これからもお付き合いいただけると嬉しいです。