20年以上前にオンライン将棋にはまっていたことがあり
ます。
私達の業界、深夜に帰宅することは普通のことですが、
帰宅後、夜食を食べながら、オンラインでどこかの見知らぬ
相手と将棋をしていました。
明け方まで対戦していることもありました。
当時は通信環境が悪くて、時々、フリーズやダウンすること
があり、お互いに「固まる」こともありました。回復を
待っていて、「落ちてました」と挨拶して再開したり。
中には、形勢が悪くなると逃げて行ってしまう人もいまし
たね。負けると成績が悪くなるから。インターネット上では
相手の顔が見えないのでそんなこともできるのだなぁと
学ぶ機会にもなりました。
面白かったのは「感想戦」。
終わった後に、あの手は良かったとか、あそこで失敗した
とか、対局した相手の人とチャットをするのです。
棋譜を振り返ることもできます。
NHKの将棋の番組をご覧になったことのある方はご存知か
と思いますが、放送時間が残っている時は、プロの方達の
感想戦が放送されます。「あの時、こうしていたら、
どうだったですかね」と遡るうちに、実際の結果とは違う
結果につながったりします。
終わった、というだけではなく、そこで振り返って、
どこが良かったか悪かったか反省する。それを相手と
話す。
地道な作法、流儀が実力を養うことになるのでしょう。

