下村観山の『白狐』は大好きな絵画で、東京国立博物館で
展示される度に鑑賞しています。今回も事前にチェックして
いたので、「はにわ」展を見学した後に立ち寄り、じっくり
と鑑賞しました。
美術に詳しい友人が、これは「葛の葉の物語を題材にして
いるのですよね」と教えてくれて、なるほど、よく見ると、
木々の上方に絡んでいる蔓は、まさに葛かな、と。
安部保名が子どもと訪ねてきた信太の森に姿を見せた
母親(白狐)の姿だということでしょうか。
私は素人ですので、明確なことは言えませんが、背景を
考えるのも楽しいです。
倒木の感じにしても、笹の生え方にしても、日本の実際の
雑木林の雰囲気がよく出ています。
↓しっかりとご覧になりたい方は、下のリンクで。
東京国立博物館本館の展示は四季に応じた展示内容でも
あるので、秋の雰囲気がよく出ている作品が多いです。
また、本館の展示はほとんどが写真撮影可能であるのも、
有り難いです。

