3月の日帰り水戸旅行以来、水戸への関心を深めています。
幕末の天狗党の乱をテーマにした吉村昭さんの小説を読み
ました。
水戸藩の尊王攘夷派を中心に構成された集団は天狗党と呼ば
れています。
天狗党が筑波山で挙兵したのは、1864年5月。それから
半年、現在の福井県敦賀市で投降するまで、幕府側の勢力と
交戦しながら各地を転戦しました。1867年に大政奉還で
すから、まだまだ幕府も力があった時期。茨城県から福井県
まで800人以上の軍勢が移動したというのは驚くべきこと
です。
天狗党については様々な評価があり、私のような素人が軽々に
論じることはできません。しかし、幕末の日本社会に大きな
影響を与えたことは間違いありません。
多くの人達が時代を動かし、そしてまた、時代に翻弄されま
した。悲惨な結末ですので、読後感としては明るい気持ちに
なれませんが、いろんなことを考えさせられました。

