先日、公民館近くの保護地域に行った時は遠くに咲いている
のを見るだけでしたが、今日は道路からすぐの所に、きれいに
咲いているのを見ることができました。
守谷は「もりや」と読むのですが、地域史の本を読んでいたら、
その地名の由来の伝説が書いてありました。
ヤマトタケルがこの地を訪れた時、一面に広大な森が広がって
いて、ヤマトタケルはその光景を見て「森なるかな(哉)」と
感動して言ったそうです。「森哉」の違う読みから「もりや」
になったとか。
ヤマトタケルについての古事記の記述の中に、
「新治筑波を過ぎて幾夜か寝つる」という歌があるので、
筑波山のあたりを通ったヤマトタケルが、守谷で「森哉」と
言った可能性はあるかもしれません。(ちなみに「新治筑波~」
の歌は連歌の発祥とされる歌)
そういう伝説が伝わるくらいに、深い森があったのでしょう。
そんな昔からヤマユリはひっそりと森に咲いていたかもしれ
ません。

