毎月、長龍寺門前の掲示板には格言が掲げられます。
もう終わろうとしている7月の格言は、次のようなものでした。
「我々は成功によってよりも失敗によってこそ多くの知恵を
学ぶ」
こうした格言は、格言そのものを字義通り、金科玉条のように
信奉する性質のものではなく、読む人に自分なりに考えてみよ、
と問いかけるものではないのか・・・・。
失敗によって学ぶ、とありますが、多くの場合、失敗によって
学ばないからこそ、この言葉が掲げられているのかなぁとも
深読みしたくもなります。
同じ失敗を繰り返すこと、これは自分もよくあることですが、
個人だけではなく、日本社会でも世界でも、よくあることの
ような気がします。
一方で、成功体験というものが人を前向きな気持ちにさせたり、
自信を持たせたりすることもあるという意見もあるかもしれ
ません。
また、「失敗」と思ったことが、実は失敗とは限らない場合も
あるかなぁとも思います。
「○○すれば良かった」と後悔や反省をするのも一つですが、
私は、もっと悪い状況を考えて「○○していなくて良かった」
と考えるようにしています。

