三栗(みつぐり)の 那賀に向かへる 曝井(さらしい)の
絶えず通はむ そこに妻もが
高橋虫麻呂(万葉集 1745)
「(三栗の=枕詞)那賀に向かってそそぐ曝井という泉の
水のように、絶えることなく通おう、そこに妻がいてほしい
ものだ」
『常陸風土記』に、曝井という泉には夏に女の人達が集まり
布を洗いさらして干すという記事があります。その曝井を見た
虫麻呂が、都にいる妻がその女の人達の中に混じっていて
くれたらなぁと願ったのです。
写真の場所が、その「曝井」です。
背後の竹林は整備されていて、上から降りて来る道もあり、
なかなか趣があります。
泉の横のベンチに座っていると、爽やかな風が竹をゆらし
ながら、さぁっと吹いてきました。
曝井 « 水戸市の観光情報サイト「水戸旅」【公式】水戸観光コンベンション協会 (mitokoumon.com)
案内表示。本ブログの記事は岩波文庫の『万葉集』を
参考にしました。


