カブトムシのメスが、シラカシの樹液を一生懸命
吸っていました。
周りにはアリやカナブンもいました。スズメバチも
よくいるものですが、今回は見当たらず。
小学生の頃、カブトムシを採りに行った時のことを
思い出します。カブトムシのいそうな林や木は
匂いでわかるものです。独特の酸っぱいような、
すえたような樹液の匂い。
以前、都会出身の友人が杉林を一緒に歩いていて
「カブトムシいるかなぁ」と言いました。私はそれを
聞いて、自分は匂いでカブトムシを探しているという
ことに気付きました。針葉樹の、あの匂いではないんで
すよね。
小学生の頃、私達が「ブタ」と呼んでいたメスは、
オスに比べて劣るような印象でした。
クワガタムシも同じで、メスは格下の印象。
ネーミングからして、兜(かぶと)のようだったり、
鍬形(くわがた)のようなものだったりするオスの
ほうが有難がられるのは仕方ないのかもしれませんが。
今は、カブトムシもクワガタムシも、メスのもこもこした
可愛い感じが好きです。
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